2023年10月

2023.10.7

近況

今週はずっと胃腸の具合が悪かったのだが、ようようピークを越して体調がましになってきたような気がする。
たぶん、インボイス対応のために何ヶ月もかかった仕事が終わって気がゆるんだせいだと思われる。今週末のぷよ主義行きたかったけど無理ですねこれは…(¦3っ)っ

2023.10.8

クラブとスペード

「勝利の女神」の第7節を書いた。680字ほど。1日でまとまった量(500字~くらい)を書けたのはかなり久しぶりで、ちょっとほっとした。
次回更新分の第7、8節はハート一行がヨークの村にやって来た場面になる。最近はスペードを気に入っているので彼を書くのが楽しい。(勝手な妄想だけど)盗賊稼業でなければ結構好青年だと思う。クラブのような切れ者ではないにしても、表裏がないところが人好きのする感じ。
子供の頃見てきたアニメのおかげというか、サンソン・ハンソンとか、スリム・スラムのイメージがやっぱりあって、親分1人にのっぽとずんぐりむっくりの部下が2人、というフォーメーションなら部下2人は対照的な性格なのが鉄板だと思う。難しいことは考えないスペード、参謀タイプのクラブという感じになっていくと思う。

2023.10.11

『世界毒草百科図鑑(E・A・ダウンシー、S・ラーション)』心臓毒1

ジテルペンアルカロイドの一つ、トリカブトアルカロイドは主にトリカブト属、近縁のデルフィニウム属に含まれる。
心筋に作用した場合は不整脈を起こすが、その他の筋肉にも作用して麻痺やしびれが生じることがある。呼吸筋に作用すれば呼吸困難になる。
トリカブトアルカロイドは皮膚からも吸収され、しびれのような軽度の症状が起こることがある。漢方ではこの作用が局所麻酔薬としても利用されている。

もう一つのジテルペンアルカロイド、イチイアルカロイドはイチイ属に含まれる。
イチイは裸子植物で、植物体全体に毒があるが、種を包んでいる赤い仮種皮の部分に限っては唯一無毒の上にしかも美味である。

2023.10.11

『世界毒草百科図鑑(E・A・ダウンシー、S・ラーション)』心臓毒の作用

心臓毒は大別すると以下の2種類に分かれる。
 ・ジテルペンアルカロイド
 ・ステロイドラクトン(強心配糖体)

ジテルペンアルカロイドに含まれるのは、
 ・トリカブトアルカロイド
 ・イチイアルカロイド
で、これらは神経信号の伝達を阻害し、心筋に作用することで不整脈を生じる。

強心配糖体は多くの被子植物が持っており、神経信号の異常と心筋の収縮強度の増大によって、不整脈、血圧上昇を引き起こし心不全に至る。
適切な量であれば心臓病の薬にもなる。
 ・カルデノリド
 ・ブファジエノリド
の2種類に分かれる。

2023.10.12

『世界毒草百科図鑑(E・A・ダウンシー、S・ラーション)』心臓毒2

ステロイドラクトン(強心配糖体)は植物ステロイドで、ステロイド骨格に五員環が結合するとカルデノリド型、六員環が結合するとブファジエノリド型となる。さらにステロイド骨格には植物の種類によって異なる数の糖が結合している。
カルデノリドとファブジエノリドで構造は異なるが、強心作用があるのは同じ。人間の血管に直接注入すると数分内に心不全に至る。

植物は草食動物に対する防御のために強心配糖体を持っていると考えられている。経口摂取した場合は、中毒の初期症状として吐き気や下痢といった消化器官の異常が見られる。
ただし、強心配糖体の経口摂取(腸からの吸収)による作用の強さは植物の種類によって異なる。腸で吸収されにくい種類のものは、狩猟用の毒矢などにも利用される。たとえばアフリカ原産ストロファンツス属のコンベがそれで、血管に直接入ると急激に作用するが、腸からはほとんど吸収されないので、毒矢で仕留めた動物を食べても中毒を起こさないのである。

2023.10.14

『世界毒草百科図鑑(E・A・ダウンシー、S・ラーション)』神経毒の作用

神経伝達物質やその受容体に作用して中枢神経に影響を及ぼす毒物を総称して神経毒という。
神経毒が体内に入ると、脳から体へ正常な神経信号が送れなくなることでさまざまな症状が現れる。肉体的な症状として痙攣、筋肉や血管の異常な収縮、反対に筋弛緩など、そして精神的な症状では興奮、鎮静、幻覚、性格の変化、意識障害、などなど…
向精神作用は医療薬や祭礼用の秘薬としても利用され、また強力なドラッグとしても用いられてきた。

2023.10.29

エルフは紋章を持たない(だろうという妄想)

なぜならば森での暮らしではおそらく土地の相続が起こらないから。
土地の相続による次代への財産の継承が有効なのはやはり農耕民族であり、森で狩猟や植物の採集をして暮らす民にはあまり意味がないことだと思われる。狩りの獲物は勝手にどっかに移動してしまうので、長期間一つの土地に結びついているわけではないのである。

なんとなくエルフの社会を妄想するに、森は公共の財産であり、エルフたちは厳格な掟(狩猟期間を守る、植物を取り尽くさない、など)に従ってその森から日々の糧を得ている。森を独占する者が現れないように、王のような1人のリーダーを立てず、長老や家長たちの合議で大事を決める。
そういうコミュニティに属していることでエルフたちは生活が保証されるのだが、ときどきそれを変化に乏しいとか窮屈だとか感じて森の外に飛び出してしまう者が現れるのだ。

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